
今回は【レプチン】という1994年に発見されたホルモンについてお話しします。
レプチンは満腹を感じさせるホルモンで脂肪細胞で作られています。
【体脂肪に比例する】
これは、エネルギー消費、食欲、動作を調整し、体重減に大きな役割を果たしています。
このレプチンが正常に機能すれば、つまり、レプチンに敏感な体にしておけば
本当に体にとって食べ物が必要なときにのみ
空腹を感じるようになります。
しかし、現代の食生活に増えた
加工食品の多量摂取
果糖の大量摂取による
中性脂肪の増加は
レプチンの抵抗性をつくってしまいました。
どういうことかというと、強い食欲を禁ずるシグナルを受け取る視床下部へ、レプシンを輸送するするのを阻害するのです。
断続的なファスティング である【バターコーヒーダイエット】では15~18時間の断食中はレプチン値が低下し食事をとると通常値にもどるのです。
このことを続けて行うなら、レプチン感受性を高く保てて正常な満腹感になり、異常な食欲による食べ過ぎを防げるのです。
【断食】が、インシュリンの抵抗性にもレプチンの抵抗性にも改善をもたらすということがわかってきて、食事の回数を減らすという方も増えているみたいです。
ただでさえ飽食の時代で、食べ過ぎを気にする日々です。
自分の体に協力してあげてください!!!
レプチンに敏感な体にしていきましょう。