ハミングの価値

人体の体重の約半分以上が水である

特に脳は重量の約80%が水で水の中に浮かんだ、豆腐と表現されるほど水の割合が大きい。
この水に大きな影響を与えるのが振動なのだ。

船に揺られて、運ばれた酒は、うまいとの伝承がある。

江戸時代、灘や伏見などから、富士山を横に見ながら、船で江戸に運ばれた。

酒は非常においしいとのことで、富士見酒と呼ばれて珍重された。

これは、船の揺れが、水のクラスター(分子集団)ウォッチ小さくすることによる
まずいと言われる。

水やお酒のクラスターは大きく、一方、まろやかな熟成。

酒は、いずれもクラスターが小さくなる。

熟成させた酒と同様のクラスターを、振動で作ることができるのであるだから、酒を揺らすと美味しくなるのだ。

バーテンダーがしゃかしゃかとシェイカーを振ってカクテルを作っているが、それは振動を与えることでお酒を美味しくしようとしているのである。

ただし、このような強い振動は、一時的にお酒を美味しくするが、すぐにクラスターは元に戻ってしまうと言う。

元に戻らないようにするのに、最も効果的なのは、2万ヘルツより上の超音波による微弱振動を与えることだ。

それも空気を介在させず、直接瓶に振動装置を取り付けて、超音波振動を与えるとどんなお酒も美味しくなり、しかも効果が持続する時間は長くなる。

この研究の第一人者が、松下和弘氏で、これらの件については、遠赤外線とエヌMR法に詳しい。

松下氏によると、お酒だけではなく、水は微弱なエネルギーで動的構造を変え、超音波による直接、振動は、こうした微弱なエネルギーの中で最も良好な効果を発揮すると言う。

ここで注目されるのが、水の人体、生理学で、松下氏によるとクラスターの小さな水を摂取すると、血糖値や血圧の低下、アレルギー性疾患や老化による認知症の改善など、生理的条件が好転すると言う。

あえてクラスターの小さい水を摂取しなくても、人体のほとんどを占める水に超音波振動を直接与えることで、体内の水のクラスターを小さくすることができる。

それが前述したハミングの活用なのだ。

口を閉じてと発声してみよう。

ほぼのあたりがピリピリと振動しているのを感じたり、胸のあたりに手を置くとビリビリと言う振動が感じられたりするはずだ。

ハミングは、骨格を振動させる。

この骨振動が非常に高い倍音を発生させることについては、前述した通りである。

まさに、酒瓶に、超音波発生装置を取り付けたような効果をハミングで作り出すことができるのだ。

骨が超音波の振動装置の役割を果たしているのである。

ハミングが徴用されてきたと言うのは、ハミングによって人体を構成している水のクラターに変化を与え、そのことで生活の質を上げようとしていたのかもしれない。

私たちは、このハミングの効果を無意識のうちに使っている。

体調が悪い時など、横になりながら、う~んと自然にハミングをしていないだろうか。

そうすると、楽になると言うことを、なんとなく私たちは知っているのだ。

声の呪力を高めるマントラの秘密

古代のマントラは、例えばあぁあぁむ、おおむどといった感じで、夢やを引き延ばすハミングの音を多用するものが多い。

母音のあにやんを組み合わせたあのパターンが非常に多いのである。

むやむは、ハミングの音であるが、このハミングが、内臓や骨全体全体を共鳴させ、非常に高い倍音を脳に起きる送り届ける効果があることについては、先述した通りだ。

古代のマントラはこの効果を応用しているのである。

このようなマントラを唱えることで、ハミングだけの場合より体の振動が生み出す高いバイオ(シャリ)が豊富に得られるのである。

そのことで、クオリティーオブライフ生活の人質が高められることを古代人は知っていたのである。

豊穣な高次、倍音が皇々し、世界との一体化を促進させる霊力重力を持っている

これは古代人が見出し、私たちに残してくれたバイオに関する響きの叡智と言えるものだが、それが忘れられてしまった。

というか、封印されているのが現代なのだ。

20,000ヘルツから上の音はカットされ、音はヘッドホン、すなわち鼓膜振動でキャッチするものと言う意識付けがなされている。

これは宇宙的な壮大かつ皇后新世界への架け橋が破壊されてしまったのと同じだ。

そうした時代に、リアルなコンサートやイベント、そして祭りならではの凄さ、素晴らしさは、工事バイオンにあると言えるだろう。

私たちが地球人から本当の意味での宇宙人となるためには、油金工事バイオを取り戻さなければならない。

トマティス理論のハミング

口を閉じて、低い音で、ムーンあるいはと言う音を発してみよう。

喉から体全体にピリピリとした振動が伝わっていることだと思う。

この振動が、内臓や骨全体を共鳴させ、非常に高いバイオを脳に送り届ける。

この件について、優れた研究を残したのが、フランスの医学博士アルフレッドマティスである。

骨格全体をハミングで共鳴させ、非常に高い倍音を全身に送り届ける、カーブと呼ばれる彼の独特なハミング法については、彼の著者著書、モーツアルトを科学するに詳しい。

耳から脳にエネルギーを送る

彼の研究で興味深いのは、脳が必要とするエネルギーの多くを耳が供給していると言うものである。
内耳にあるコルティ期間が発電機とでも呼べる働きをしており、空気振動や骨振動によって伝えられた音が発生させる神経エネルギーによって、脳が活性化していくと言うものだ。

コルティ機官には、完治細胞が分布しているが、1000ヘルツ以上の高温域を感じる細胞は、それ以下の中、低音域を感じる細胞数の40倍以上もあると言う。

つまり、高い倍音ほど、脳にエネルギーを供給する働きが強いと言うことなのだ。

ハミングによる高い倍音は、脳にエネルギーを供給し、頭の働きを良くする作用があると言う。

確かに、私たちは、考え込むと無意識のうちに発しているハミングをして、脳に高い倍音を送り込み、頭の回転を速くしたり、直感力を高めようとしたりしているのだろう。