良い声とはどんな声?だとあなたは思われますか?
前の記事でお伝えした私の好きな言葉に
【森に綺麗な声の鳥だけが歌っていたら森は寂しい】
という言葉があります。
それぞれが個性あるのびのびとした声で歌えたらいいということになかなか気づかないのですね。
ですから、私にとつて良い声とは体全体を使った声その人以上でも以下でもないその人の固有の声だと考えます。
それが結果的に響きのある通る声にもなります。
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良い声ついて聞き耳を立ててみよう!【良い声とする価値観】
以下の動画から、2種類の音声を聴き比べてみましょう!
最初は声帯を優位に使った発声 VS 体全体を使った発声
声を出すときに歌うための心身のあり方、体が気になりますね
その楽器をいかに有効に使うための訓練、体全体を使った声を出すためのトレーニングがが発声ボディートレーニングです
体全部をどういう風に使うかですが~~
響きのある良い声になるために、まずやってみることは?(全身全部使う声をだすには?)
手をつけて歌ってみる
繰り返しになりますが、冒頭で述べたように、良い声とは体全体を使った声その人以上でも以下でもないその人の固有の声だと思うのです。
それが結果的に通る声になります
ワーク
おへそ周りにある太鼓を叩くように手を体の外から外に回しながら歌う打ちながら歌ってみる
声が生まれる仕組みについて
肺から押し出された空気 呼気が気管を通って喉に達します。
すると、声帯に呼気に当たって声帯が開いたり閉じたりします。
この声帯の開閉によって、呼気道が、遮断されたり解放されたりすることで1種の音 口頭原音が作られます。
声を出すために必要な空気 呼気を肺から送り出すために重要な役割を果たすのは横隔膜
言語と横隔膜の興味深い関係
横隔膜は内臓を二分化している認識しにくい部位でもある
はっきりわかっているのは日本人はとても横隔膜を使う事が弱い
みぞおちのあたりを触った状態でグッドモーニングと発音してみよう
グッドモーニングと発音した時膨らんだのが横隔膜
横隔膜を使えないように日本語でおはようございますと発音してみましょう
おはようございます
横隔膜を使わないように英語でグッドモーニングと発音してみよう
ネイティブに近づくことはできない
日本語英語になってしまう
横隔膜と言語には深い関係がある
日本の言語は高低言語である
日本語にはアクセントがありません
それに比べ英語はアルファベット言語はアクセント言語と言われますが外国人が日本語を喋るときには変なところにアクセントが必ず付いてしまいます
それはアクセントをつけることが習慣化しているからです
アクセントが入ると言う事は横隔膜を使っていると言うことです
横隔膜を使うと響きが立ち上がるのです
おはようございます
おはようございますは横隔膜を使わないので響きが上がるところがないので響きの豊かな声と言うのは横隔膜を使った声です
では、これから、横隔膜をしっかり上手に使えるように横隔膜のワークを、やってみましょう。
日常生活からヒント~横隔膜の働きとワーク
日常のいろんな場面で横隔膜を使ったいい息を認識できるヒントがあります。
まず、
A 横隔膜を自覚、認識してみましょう。
BAKA 【バカ】
と大きな声で言ってみます。
みぞおちに手を当てると横隔膜の存在を自覚できるでしょう!
次は
B 横隔膜の活性化についてです。
WAN WAN
犬の鳴き声【ワン】→一瞬にして、横隔膜を使う。
C リラックスの息>溜息
溜息から徐々に声にしていくことにより必要以上の緊張感なくリラックスして声が出ることを実感出来ます。
D 息の持続 横隔膜を下げて腹圧維持
E 距離、立体感のある声
ボールを投げながら声を出してみル。
オーーイ
その際、視力を遠くにして声を出すと、横隔膜が使えます
それで、音の高低は2次元でとらえずに、3次元、つまり距離で考えてみると横隔膜を使った声になります
では、いますぐ、このワークをやってみて、横隔膜を使った自分の【いい息】とは何かを確かめてみましょう!!!
バカッ
ワン、、、、ワン、、、
フウーッ
おーーい
要注意【急にやると近くにいる人を驚かせるかもしれません!!!】
まとめ
意識的、あるいは無意識的であっても、生まれたときから、横隔膜を使って声を出し、自分の感情を表現してきているのです。
そして、楽譜に合わせた2次元の喉だけを使う歌い方ではなく、横隔膜を柔軟に活性化した3次元的な発声の仕方をこれからも、ご一緒に学んでいきましょう!
まとめ