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歌う際の息というと肺活量について考えていませんか?
私の経験なのですが声が小さいし途切れることがよくありましたし また、声に力強さを出したくて強い声を出そうとすると一遍に息が出てしまいすぐに息が切れてしまったり、声を小さくしようとすると、全然音にならなかったり、で、、どうしたらいいかさっぱりわからない。
あなたも、こんな悩みを抱えていませんか?
息は、歌うときだけに使っているわけではないですからご一緒に息について深く考えていけば、私が解決できたようにあなたのその悩みは、すぐに解決出来ます。
私もそうでしたがあなたはこれまで、肺活量が少ないせいで息の力が弱くいい声につながらないし、抑揚のある歌にならないと思っていませんでしたか?
過去の私も息と聞けば肺活量の問題だと思い込んでいました。
息が声帯で声に変換されるので肝心の息が希薄では声にならないですし、声になったとしても、その、希薄な息のひ弱な声は何の表現、表情すらないのですから、あなたが、息について特にご自身の肺活量について気にされていたのはしごく当然なことでしょう。
声と肺活量の関係
でも、問題は肺活量にあるのでしょうか?
実はほとんどの人は、生物学的には息をしてはいますが【歌えるほどの】息の出来ない体の状態をになっているのです。
どういうことかというとそれは肺活量の問題ではなく横隔膜が関係している
つまり、横隔膜が歌えるほどの働きをしていないのです。
そのことは生まれたての赤ちゃんを見ているとよく解ります。
生まれたてをも含め0歳児の赤ちゃんは、決して肺活量が大きいわけではありません。
赤ちゃんは泣くことで要望や気持ちを周囲の人に伝えています。
お腹が減ったときおむつが濡れたとき構ってほしいときこのすべてを横隔膜の動かし方で伝えているのです。
このことから、横隔膜の働きによりその素晴らしい息が、付与されていることがわかります。
生まれたての頃には容易にできていた横隔膜を使った【いい息】が今は出来ていないということを認め深く認識することが大切になるでしょう。
では、これから、横隔膜をしっかり上手に使えるように横隔膜のワークを、やってみましょう。
日常生活からヒント~横隔膜の働きとワーク
日常のいろんな場面で横隔膜を使ったいい息を認識できるヒントがあります。
まず、
A 横隔膜を自覚、認識してみましょう。
BAKA 【バカ】
と大きな声で言ってみます。
みぞおちに手を当てると横隔膜の存在を自覚できるでしょう!
次は
B 横隔膜の活性化についてです。
WAN WAN
犬の鳴き声【ワン】→一瞬にして、横隔膜を使う。
C リラックスの息>溜息
溜息から徐々に声にしていくことにより必要以上の緊張感なくリラックスして声が出ることを実感出来ます。
D 息の持続 横隔膜を下げて腹圧維持
E 距離、立体感のある声
ボールを投げながら声を出してみル。
オーーイ
その際、視力を遠くにして声を出すと、横隔膜が使えます
それで、音の高低は2次元でとらえずに、3次元、つまり距離で考えてみると横隔膜を使った声になります
では、いますぐ、このワークをやってみて、横隔膜を使った自分の【いい息】とは何かを確かめてみましょう!!!
バカッ
ワン、、、、ワン、、、
フウーッ
おーーい
要注意【急にやると近くにいる人を驚かせるかもしれません!!!】
まとめ
意識的、あるいは無意識的であっても、生まれたときから、横隔膜を使って声を出し、自分の感情を表現してきているのです。
そして、楽譜に合わせた2次元の喉だけを使う歌い方ではなく、横隔膜を柔軟に活性化した3次元的な発声の仕方をこれからも、ご一緒に学んでいきましょう!
最後まで、
お読みくださりありがとうございます。
ごゆっくり~